平成28年度愛知支会総会が盛会に行われました

本年度の愛知支会総会・懇親会が平成28年10月29日に盛会に行われた。今回は、繊維学部から先進繊維・感性工学科 教授で国際ファイバー工学研究所 所長の高寺 政行 先生と、応用生物科学科 教授の平林 公男 先生をお迎えし、名古屋駅前の名鉄ニューグランドホテルで行われた。

愛知支会からの参加者は、昭和40年卒の松原 隆生先輩(機1)を筆頭に38名が参加した。中でも、平成18年卒の葛西 圭佑君(感性8)をはじめとする若手、今回初参加となる山浦 公浩君(感性3)や森 雅典君(機能機4)をふくむ中堅、そしてベテラン勢も皆さんおかわりなく、愛知支会の元気なところを自他共に再確認し、幅広い年代から構成される開かれた愛知支会を実践できた。

冒頭の講演会では、まず、高寺先生から「信州大学先鋭領域融合研究群 国際ファイバー工学研究所の概要と研究」と題して、ファイバー工学の国際的教育研究拠点として、基盤から最先端までの教育研究、産学官連携や国際連携を通しての取り組みについて説明いただいた。また、平林先生から「ヒトを刺す蚊の話し―デング熱、ジカ熱に感染しないために蚊について知る」と題して、海外旅行が身近になった今だからこそ、油断することなく安全に旅行を楽しむ心得も分かりやすく説明していただけた。おふたりのご講演から、母校が歴史ある繊維の技術・考え方を基礎として、新たな領域を含め世界に向けて大きく前進しようとしている様子を伺うことができたと思う。

講演会・総会の司会は大岡 由美さん(学化33)が取り仕切り、冒頭7名の物故者に黙祷したのち、事務局から活動報告、会計報告や来年度の計画が提案承認された。続く懇親会の司会は大野 和彦君(素材化8)が盛り上げる中、皆さん杯をかさねた。懇親会のなかばには佐藤 真君(機高11)から企画「信州は今!」と題して、上田・松本のキャンパスや街並みの今昔の移り変わりを懐かしみ、しばしタイムスリップで歓談の肴にすることができた。懇親会では、大先輩から若い後輩達まで垣根がなく中身の濃い大変懐かしい時間が流れ、あっという間に楽しい2時間半が経過した。

最後になりましたが、今回ご都合で参加されなかった方々からも多くの寄付をいただいています。本紙面をお借りしてお礼申し上げます。

愛知支会事務局(文責:長谷川敏紀/学工29)