2021年上小支会主催 池の平湿原ハイキング

2021年7月25日ハイキング記
コロナ禍をゼロになるのは望み薄である。ワクチン接種も進みつつあることから、昨年以来、支部の活動は停止になっていたが、何か活動するには、動く、目に見えるものから始めるのが良い。そのことから2021年の活動の手始めは、以前に行ったこともある、「池の平湿原ハイキング」をすることになった。
2021年7月25日ハイキング記

参加者は9名であったが、ここの正式ガイドの堀さん、山に詳しい松倉さんが、このルートにある高山植物について、詳しく解説してくれる。沢山の花々が咲いており、それらを、花の名前の由来から、咲頃まで詳しく説明してくれる。その写真は添付資料にあるが、写真の腕前も相当なものだ。解説にいちいちうなずくものの、短期記憶の容量が脆弱であり、数分もしないうちに忘れてしまう。花の名前を知っているか知らないかで楽しみは随分と違うと思うが、知らなくても森や湿原を散策すると心が洗われた気分になり、豊かな心持になる。森からはフィトンチッドが発散して、心を落ち着かせる作用という。

池の平インフォメーションセンターより、見晴歩道、見晴岳、見晴コマクサ園、三方コマクサ園を経て、池の平湿原の木陰で昼食をし、この湿原が太古の火口であり、一部で山体放開があり、今の景観になっているとのこと。周りの山は外輪山であるとのこと。興味ある話であった。放開口から東歩道を通って、池の平インフォメーションセンターに戻るというコースであった。

帰りは地蔵峠の「湯ノ丸高原ホテル」で一休み、コーヒーなどを飲みつつ、談笑して楽しいひとときを過ごした。山登りの後の温泉は格別でありとて、ホテルの温泉に浸る人もいた。

楽しい、ハイキングであった。信州はあちこちに山々がある。今後もこのような活動をして、支会の交流を深めていければ良いと思ったのであった。