新年のご挨拶

繊維学部同窓会 一般社団法人千曲会 

理事長  夏目駿一(学化15)

  明けましておめでとうございます。新型コロナ禍のもと迎える3回目の新年、ウクライナ紛争に端を発したエネルギー価格高騰・急激な円安等まだまだ健やかな新年を迎えたとは言いにくい状況ではありますが、このように会員のみなさまと新年を迎えることができたことを素直に慶びたいと思います。

昨年も一昨年に続いて試練の日々が続きましたが制約の多い中にあっても会員みなさまのご理解とご協力のもと同窓会活動を行いました。大学では入学式・卒業式が簡素に行われました。

大学の意向で新入生歓迎会は中止しましたが、新入生への記念品、進級祝い、卒業記念品などの贈呈は例年通り行い 困窮学生への支援も継続しました。

第83回定期総会はオンライン参加可能なハイブリッド形式で議決権行使は書面審議で行いました。同窓会はやはり顔を会わせてこそという部分が多いと思いますが、遠隔地の方にも負担なく参加いただけるなどのメリットがありますので今後も活用を進めたいと思います。任期満了の代議員には母校を訪ねる機会がなく申し訳なく思っています。

支会のあり方について3年越しで支会の活動状況・支会長のお考えを踏まえた協議を重ね新たな代議員定数枠のもと8月に代議員改選選挙を行いました。更に支会組織とは別に任意な小集団のグループ千曲会が設けられるように自由度を増しました。

ソーシャルデイスタンスの制約がありましたが4回の理事会、3回の学部長を含めた学部執行部の先生方と三役との協議会を開きました。一昨年から始めました協議会では双方の忌憚のない意見交換ができ、学部と千曲会が一心同体で活動ができる道ができてきました。

こうした活動が可能となったのも理事・監事のみなさん、委員会のみなさん、事務局のご尽力あってのことであり心より御礼申し上げます。とりわけオンライン化の活動にはその道に通じた理事・委員に大きく貢献していただき重ねて深く感謝したいと思っています。

本年は支会活動の再開を皆さんにお願いいたします。昨年は近畿・石川・愛知の三支会が森川学部長に参加いただき久しぶりの会合を開きました。会員交流部ではブロック支会長会議を計画し滑り出しました。ホームカミングデーも昨年計画しながら急遽中止しました、参加申し込みをされたみなさんには申し訳ございませんでした。今年は10月21日(土)開催予定でいます。会員交流の場として「おかえりなさい、ようこそ母校へ」と旧友を誘っての参加をお待ちします。

2025年には母校創立115年、千曲会(同窓会)設立110年を迎えます。この周年記念事業を学部・千曲会合同で行う予定でいます。計画立案をスタートしました。この機会に若手会員とりわけ女性会員の同窓会参加意識を醸成したいと思っています。  

本年も会員のみなさんの千曲会活動へのご参加ご協力をお願いするとともにご健勝ご発展を心よりお祈り申し上げます。                

                                           敬白