先進繊維・感性工学科では、毎年4月に千曲会から補助を頂き、新入生に対して高遠青少年自然の家に泊りがけでオリエンテーションを実施してきましたが、コロナ禍が明けた昨年から松本キャンパスでグループワークを主体とする1日の新入生オリエンテーションを実施しています。
今年は4月20日(土)に、学科新入生66名と上田から学科教員7名が参加しました。午前の部は堀場准教授から新入生ゼミナール、先進繊維・感性工学概論の授業の一環としてグループ単位で実施するプレゼンゼミの進め方についての説明がありました。また、学生たちの緊張をほぐし、打ち解けてもらうため、「友達ビンゴ」を行いました。続いて長尾教授より企業においてプロダクトデザインに携わってきた視点から、気づきの方法、課題を定義し解決する方法などの発想法について話がありました。その後、学生を15グループ、3室に分けて、グループワークを実施しました。
昼休憩を挟んで、午後は各グループで問題点を洗い出して整理し、課題の候補を絞り、議論した内容についてグループごとに発表をしました。その後、ハニウッド准教授から実践とフィードバックの大切さを学ぶマシュマロチャレンジをグループワークとして取り組みました。大学生になって多くのことが初経験ですが、特に初めてのことに接する時は緊張してしまい視野が狭くなってしまうことから、より広い視野を持つことの重要性について話し合いました。
大学に入学して1ヵ月未満ということもあり、グループワークを通して新入生同士の親睦を深めることと、今後の大学生活や勉学に対するモチベーションの向上に良い機会となりました。(文責:朱 春紅)
