令和3年度近畿千曲会総会の書面審査と名誉会長、会長の挨拶

令和3年度近畿千曲会総会の書面審議を役員の方にお願いし7月3日に実施致しました。

その果及び名誉会長及び会長のご挨拶を含め以下ご報告申し上げます。

Ⅰ。令和3年度近畿千曲会総会書面審議結果について

1. 名誉会長、会長 挨拶

<名誉会長 坂元龍三>

近畿千曲会の皆様には平素より当会活動にご支援を賜り厚く御礼申し上げます。

皆様におかれては、コロナパンデミックが続く中、生活に制約が生じ不自由な思いがある一方、激しい社会的変化に気付いておられることでしょう。

コロナ禍以前からの格差問題を背景とする資本主義の変化、デジタルシフト、SDGsを背景とした環境問題への関心の高まり等は、人々の価値観の変化を表すものでしょう。そしてコロナ禍はこのような社会変革を加速させているように感じます。

私達の母校、信州大学はこのような社会的価値観の変化を捉えて2030年ビジョンを掲げ、先鋭技術の創出、地方創生やサーキュラーエコノミーの実現等、新たな課題解決のために海外の大学や企業、地域と一体で取り組みを開始しています。大学の変化と共に自ずと、そのステークホルダーとしての千曲会にも新たな期待が寄せられています。

サステナブルな社会作りをめざして大学とステークホルダーが多様な知を結集し、課題解決に取り組むことが、大学の価値を高め、ひいては千曲会の価値向上に繋がります。

今日、Web活用も進み、千曲会メンバーのWeb交流も可能な時代です。まずは社会人を目指す学生へのメンター的サポートやコロナ禍で困窮している学生支援等、足下課題から着実に実行し、サステナブルな信州大学(繊維学部)と千曲会の発展に共に貢献したいものです。

皆様の御健勝を心より祈念申し上げます。

<会長 能勢健吉>

今から3年前、平成30(2018)年7月の総会が大阪北部地震、引き続いての豪雨に見舞われた中で開催され、前会長の大前様から能勢へとバトンタッチされました。

その後2019年5月令和元年がスタート、近畿千曲会の年間行事も計画通り順調に進むかに見えたのですが、2020年1月15日新型コロナウイルス感染症第一例目が報告されました。そして3月に実施すべく準備が進んでいた企画部の会社訪問の企画が2020年4月7日の第1回緊急事態宣言により中止となり、以降2波・3波と続くコロナウイルスの蔓延により、全ての活動の中止を余儀なくされております。

またその中で2020年7月には近畿千曲会総会を予定していたのですが、上記理由にて止む無く中止と致しました。その後、未だ新型コロナ終息の気配無く、近畿千曲会の活動を如何に進めるか,理事の皆様を中心にアンケート調査を行ないましたところ、取り敢えず今までの棚卸しを行ない、今後の計画は新型コロナが治まってから改めて立てれば良かろうとのご意見が多数を占めました。

この結果に基づき、緊急事態宣言が頻発する中でもございますので、現在までの実施状況、収支報告、及び今後1年間の役員体制について書面審議をお願い致しました。

その結果を以下の如くご報告申し上げますと共に、新型コロナ終息後、皆様とお会いできる日が1日も早く来ることを祈っております。

Ⅱ。書面審議結果

審議ご依頼人数:32名
ご回答数   :30名
審議結果
1号議案:平成30(2018)~令和2年度活動報告  賛成30票

2合議案:千曲会近畿支会会計報告           賛成30票

3号議案:近畿千曲会役員体制(令和3年度)      賛成29票 反対1票

(反対1票は、家庭の事情により理事を続ける事が困難とのご意見でした。)

以上